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整体豆知識

五十肩治療について

突然の肩関節の痛みを引き起こします。安静にしていても痛みは強く、夜間に激しいのが特徴です。その痛みは腕に放散します。そして動かすと必ず痛み、日常生活では髪をとかしたり、シャツの着脱、帯を結んだりした時や、肩を上にあげようとする時に痛みがでたり、強くなったりします。そのため、肩関節の動きはかなり制限されます。
 特に内に回したり、外に回したりする運動、外に上げたりする運動の制限が著しいです。また肩を他動的に過度に動かそうとすると痛みがひどくなります。 慢性期になると筋力の低下が起こります

椎間板ヘルニアによる腰痛の腰痛体操について

腰椎の間隔をひろげる効果と腰の筋を伸ばし、椎間板ヘルニアに効果がある腰痛体操ストレッチます。
椎間板ヘルニアもちの私は、この腰痛体操を朝起きた時に寝ている間に固まった腰痛をほぐす意味で毎朝ゆっくりゆっくり腰痛体操しています。

  1. あお向けに寝て、足を曲げる
  2. 曲げた足を両手で持ち、ムネに向かって引き寄せる。
  3. この時、意識は腰に向ける。
  4. この姿勢を10~15秒キープする。
  5. キープ後は体を伸ばす姿勢(ねながらバンザイをする)をとり、5~10秒その姿勢をキープする。

注意!
※足はそろえないで開いて折り曲げる。
※手で足を引き寄せる時は、外方向でなく、まっすぐムネへ引き寄せる。

         山手院整体先生より

脊柱管狭窄症の一つ原因(淤血)

 

?血を、もう少し詳しく説明いたしますと、・・・・
 1、冷え・湿気などが身体に悪影響を与える。

o 2、その影響が、腰の当たりに及ぶと、腰で局部的な炎症が発生する。

o 炎症が発生した結果、血流が悪くなってしまう。

o 血流の悪化は、血流を「川の流れ」に例えれば、その流れに「澱(よど)み」を発生させる。この、「血液の流れの澱み」を、漢方薬では淤血(おけつ)と呼んでいます。

· 淤血が発生して、血行不良が起きれば、新鮮な酸素や栄養が不足してしまいます。酸素と栄養の不足は、神経とその周囲の組織に対して、「このままでは細胞が死んでしまう」という状況を引き起こします。

· そのため、神経及びその周囲の組織は、痛みとシビレという「緊急警報」とでも言うサインを出すのです。

· つまり、・・・・・
冷え・湿気などが身体に悪影響を与える。

· その結果、淤血が発生する。

· 淤血は、血行不良を引き起こす。血行不良は、酸素や栄養の供給不足を引き起こす。

· そのため、神経及びその周囲の組織は、シビレと痛みという「緊急警報」とでも言うサインを出す。
あなたの「身体の内側」で以上のことが起きているのが、坐骨神経痛・座骨神経痛・挫骨神経痛の根本的な原因であると、漢方薬では考えています。
さらに、坐骨神経痛・座骨神経痛・挫骨神経痛が長引いている(半年以上)の方の場合は、

· 「血液の流れに澱み」が発生した結果、その「淀んでいる血液」は、本来の血液としての働きが出来なくなってしまいます(例えて言えば「澱んでいる血液」は「腐ってしまう」)。

· その結果、新鮮な血液の不足を引き起こしてしまいます(漢方では、この状態を「気血不足(きけつふそく)」の状態と呼んでいます)。

腰部脊柱管狭窄症の分類は

 

腰部脊柱管狭窄症の分類は、
・ 中心管狭窄症(狭窄の存在部位から「内側型」と呼ばれる)
・ 外側陥凹狭窄症(「外側型」と呼ばれる)
・ 椎間孔狭窄症(椎間孔の狭窄による)
の三型に分けられます。通常はこれらが単独あるいは複合して症状が現われます。

1、「中心管狭窄症」では
両側性の※間欠性跛行(かんけつせいはこう)
間欠性跛行(※下記説明)の症状が現われます。

※間欠性跛行(かんけつせいはこう)
歩いているうちに下肢が痛んで正常に歩けなくなり、休息すると痛みがとれて歩けるようになる状態。

2、3、「外側陥凹狭窄症、椎間孔狭窄症」では、
坐骨神経痛(※下記説明)などや一側性の間欠性跛行の症状が現れます

※坐骨神経痛
お尻や足への放散痛(強い刺激を受けたとき、刺激を受けた場所だけでなく、周囲にも痛みが広がっていくこと)お尻、ふともも後面、ひざから足首までの部分の外側や後ろ、足の甲あたりまでがシビレや疼痛をきたす。
多くは腰椎椎間板ヘルニアが原因と言われているが原因は様々

 

腰部脊柱管狭窄症に特徴的な症状は間欠性跛行です。 路上で、お年寄りの方が腰を前に曲げて歩いている姿を目にすることがありますが、この歩行姿勢は間欠性跛行に対処するために自然に身につけたものです。腰部脊柱管狭窄症の患者さんにとって最も不都合なことは、歩いて遠出ができないことです。近くまでの買い物や、ひどくなると家の中の移動さえ困難になります。男性では、小便が済むまでの間立っていることさえ困難になることがあります。しかし、一般に自転車で遠出することは差し支えありません。

   その他の症状として、「外側陥凹狭窄症」や「椎間孔狭窄症」では腰椎椎間板ヘルニアで見られるような坐骨神経痛に悩まされることも少なくありません。全ての型において下肢にしびれや冷感を自覚し、進行すると知覚障害や運動麻痺、筋萎縮が見られるようになります。
   「中心管狭窄症」に特異的な症状は、膀胱機能障害や排便機能障害です。  
 以上のように、一口に腰部脊柱管狭窄症と云っても、その病態と症状はいろいろです。

腰部脊柱管狭窄症とは

 

脊柱管は、
 ・前方(腹側):椎体と椎間板
 ・側方:椎弓根
 ・後方(背側):椎間関節、椎弓、棘突起(きょくとっき)
から成り立ちます。 これら前方、側方、後方の各要素に取り囲まれた内部スペースが脊柱管です

脊柱管内には支持組織として
 ・ 前面:後縦靭帯
 ・ 後面:黄色靭帯
があり、脊椎の安定性を維持しています

腰部脊柱管狭窄症とは??■

脊柱管を構成する脊椎や黄色靭帯が変性肥大(へんせいひだい:性質などが変わること、太って大きくなること)したり、椎間板が突出して、その中に収められている神経が圧迫を受けた状態(下図)を腰部脊柱管狭窄症といいます。

腰部脊柱管狭窄症は加齢に伴って増加し、老人に多いのが特徴です。一方、生まれつき脊柱管の狭い人がおり、このような人では加齢に伴う椎間関節や黄色靭帯の変性肥大や椎間板の膨隆(ぼうりゅう:皮膚・粘膜などの局部的な盛り上がりやふくらみ)などによって神経が圧迫を受け、 30~40歳代の比較的若年で発症する場合もあります。
腰部脊柱管狭窄症は脊椎や黄色靭帯の非可逆的(ひかぎゃくてき:元の状態にもどらない)な進行性の形態変化により神経が圧迫される為、症状は加齢に伴って次第に進行します

 貯筋のススメ

 

          貯筋のススメ

最近、体力が落ちたと感じていませんか?それは貯筋不足が原因かもしれません。

筋肉量は、運動不足などが原因で、30歳頃から1年に1%ずつ減っていくといわれています。つまり、10年後には10%も減ることに。普段から「貯筋する」=筋肉を鍛えて貯めておくことで、身体をラクに動かすことができ、ケガや転倒の防止につながります。

器具を使わず自分の体重を利用してできる貯筋トレ一二ング。まずは衰えやすい腹筋や脚の筋肉を貯めていきましょう。

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貯筋トレ一ニングは、冬でも家の中で手軽に行うことができます。これからも毎日元気に過ごすために、今から貯筋を始めませんか?

頭痛のセルフケア

 

                           頭痛のセルフケア

 日本人の五人に2人が悩んでいる頭痛。代表的なのが「緊張型頭痛」と「片頭痛」です。この2つのタイプは原因やケアの方法が異なるので、どちらのタイプかきちんと見分けることが大切です。

 見分けるポイントは、ストレッチなど体を動かしたときに痛みが楽になるかどうか。緊張型頭痛は頭や首の血行不良原因のため、体を動かし血行がよくなると痛みが楽になります。反対に、片頭痛は脳内の血流の多さが原因です。そのため、血行がよくなると痛みが増してしまいます。

 どちらのタイプの頭痛か分かれば、あとはセルフケア。タイプ別のセルフケアで予防・改善を 頭痛をガマンするのはつらいもの。セルフケアで痛みにさよならしましょう。

 

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整体とは

私達の身体は、心の状態によって影響をうけ、心の変化が体調の変化として現れることがしばしばあります。逆に、体調が悪いと気分も優れなくなるというように、体の変調によって元気がなくなったりふさいでしまったりもします。さらに、心と体のバランスだけでなく、環境とのバランスも、実は、整体にとっては重要な要素となります。私達が生きて元気に活動できるのも外界から食べ物や空気を取り入れ、そして、環境の変化に対応して体内と外部環境とのやり取りがうまくいっているからです。整体とは、このように①心と体が共に調和した状態、そして、②体と環境が調和した状態という2つの状態に関係しているのです。すなわち、心と体そして身体の内と外において体が整っている状態を整体と言ってもよいでしょう。また、整体は状態を言うだけでなく、体を整体にするために脊椎や骨盤など骨格を矯正する方法や手技をいう場合もあります。特に中国整体といわれる施術は、陰陽・虚実・気の流れといった東洋医学的な要素をベースに調整する整体法です。東洋医学の神秘にふれることは、治療を通して症状を改善するだけでなく、より大きな人間性や精神性を高める上でも大切ではないかと私は考えています。

現在では、整体は民間療法として多くの方に親しまれています。それだけ他の国家資格(柔道整復師や鍼灸師)と同じように技術的にも社会的にも認められつつあると言えます。その手法は、日本古来の武道(戦国時代から伝わると言われています)から発展してきた手技や中国の推拿あるいはアメリカのカイロプラクティックなどさまざまな手技が使われています。他にもいろいろな考えがあります。興味がある方は、是非私達にお尋ねください。

病気と症状

病気 症状の程度 症状
慢性疲労症候群、うつ病、自律神経失調症 長期にわたりなんとなく肩がこる、だるい、やる気がしない。
胃疾患、肺疾患、肝臓疾患等 弱~中 広範囲の肩こり。
胆石症 中~強 右肩、上腕、みぞおちの後ろから腰にかけての痛み。
更年期障害 弱~強 背中から首肩にかけてのこり、動悸、めまい、のぼせ。
胃・すい臓・肺疾患、子宮筋腫 弱~中 場所がはっきりしない比較的軽くしつこい放散痛。
十二指腸潰瘍、胃腸障害、慢性肝炎 弱~中 軽く慢性的な腰痛で痛みが流れる感じ。痛む範囲が広い。
高血圧 弱~中 長期の肩こり、のぼせ感。
頚椎ヘルニア 中~強 首肩にかけての痛み、首の運動に制限、手指のしびれ。
骨腫瘍、頚椎腫瘍 中~強 首から下に麻痺が起こる。痛みが強くなり麻痺が広がる。
脳梗塞、一過性脳梗塞 弱~中 こりが続き、あるとき急に意識を失う。ふと箸など落とす。
五十肩、四十肩 弱~強 肩が痛くて腕が上がらない。肩が回らない。
痛風、リウマチ 中~強 肩がこるだけでなく、手足の指関節が痛む。熱が出る。
くも膜下出血 激しい頭痛があり首の後ろが硬直。
腱鞘炎 弱~強 肩がこり、手首が痛む。
椎間板ヘルニア 中~強 腰痛があり足指のしびれ、運動障害がある。
尿管結石、急性膵臓炎 背中から腰部、腹部まで激しく痛む。
狭心症、心筋梗塞 背中の後ろから腰部、胸部に圧迫感と強い痛み。
脊髄腫瘍、他の臓器からのガン転移。 弱~強 腰痛が日ごとに強くなる、下半身に麻痺。
骨盤腔内の腫瘍、前立腺疾患、婦人科疾患 弱~中 徐々に強くなる腹部の不快感。
ぎっくり腰 物を持ち上げたときなど急に腰部に激痛が走る。

いろいろな不快感や痛みは気の流れのうっ帯や不足により生じると東洋医学的には言われています。大まかに言えば慢性的な肩こりや腰痛は気の不足、急性のものは気のうっ帯が原因になっていることが多いです。そして、気の過不足、流れの滞りが体のズレの原因になっている場合も少なくありません。

 自分の身体の気は足りているのか、どこかに悪い気が貯まっていないか、歪みやズレはないだろうか、などと東洋医学的に自分の身体をみてみることも健康や痛みなどの症状を考える上で大事なことではないかと思います。そのために、ただ治療を受けるだけではなく、健康増進や症状理解のためにアドバイスを受けてみるのも良いと思います。今悩んでいる痛みや不快感の改善に何かヒントが見えてくるかもしれませんそして、東洋医学はその予防に力を発揮することが多いので、整体(整った体)を意識した生活に変えてみるのもよいでしょう。

よくある質問

Q マッサージと整体、どこが違うんですか?
A マッサージは、徒手により皮下のリンパの流れを促進しむくみや筋肉の緊張を改善します。整体は骨格矯正、筋肉の緊張を緩め、身体の歪みや気の流れを整え、症状の改善をはかります。
Q よく施術を受けた後は、お風呂に入ってはいけない、と聞きますが、どうしてなのでしょうか?
A 入浴の効果は温浴効果と水圧によるマッサージ効果があります。基本的に患部の炎症がない限り入浴は施術効果を上げますので、特にこだわる必要はないのではないでしょう。ただ、入浴直後は体温が若干低下します。湯ざめをして、施術で血行が良くなり、温まった体の体温を下げないように気をつけることは必要です。

花粉症の方に福音

今年もまた花粉症の季節がやってきました。2011年の花粉飛散はもの凄いと言われています、それは昨夏の猛暑で日射量が多かったためです。花粉症の発症は花粉に依るものですが、しかし、アレルギー体質でなければ発症しません。中国医学の考えでは、アレルギー体質はストレスや飲食不節、環境の変化などの原因によるものといわれ、痰や?血、熱毒などの毒邪が体内に停留して形成されると考えられています。当治療院の長森夏弥子鍼灸師がこの体質を改善するための鍼治療を10年以上継続研究し、よい成績を世界鍼灸学術大会へ発表することができました。
臨床では鍼治療が花粉症の症状の改善に即効性があり、罹病期間を短くさせる効果があります。ほとんどの方は5~6回の針治療を受けて、症状は落ち着いてその年、無事に過すことができました。近年、長森先生は鍼が花粉症患者の免疫反応にどんな影響を及ばすかについて、大学病院・国立病院と共同研究を行いました。その結果、鍼治療群では、症状は明らかに軽快し、血中のIgE抗体、白血球、好中球及び鼻汁の細胞総数、肥満細胞数の減少が見られ、鍼が患者の免疫反応に影響して局部の炎症を抑え、損傷された組織を回復する効果があることが分かりました。

症例

女性26歳。昨年2月、頭皮、両眼、咽頭部、耳の奥が痒くて耐えられなくて、くしゃみも連発し、鼻水もとまらない、さらに頭痛、いらいらもある状態で受診されました。鼻腔抵抗値は645、鼻腔通気度比は27.1%でした。1回の鍼治療を受け3日後の再診時にはくしゃみとかゆみは明らかに改善され、鼻水も気にならなくなり、鼻腔抵抗値250、鼻腔通気度比64.3%となりました。その後週2回の治療で症状は消失し、3月の花粉症最盛期になっても発症せずに、無事花粉の季節を乗り越えることができました。
花粉症でお悩みの方はぜひ桂林堂鍼灸接骨院に御相談ください。